てぃーだブログ › 株式会社サンニンの会長ブログ › 豆知識 › 大掃除の洗剤

2008年12月03日

大掃除の洗剤

以前、このブログでも紹介しましたが、科学の力を借りて掃除を楽にしたと思います。
今回は重曹についての紹介です。
大掃除の洗剤

物としては、こんな感じの白い粉です。
化学名は炭酸素ナトリウム、別名は、重炭酸ナトリウム、重炭酸ソーダともいいます。
また、ベーキングパウダー(膨らし粉)の中にも入っています。

油で汚れたお皿を洗う前に、食器に残っている汚れをキッチンペーパーなどでこすり取った後、粉のままの重曹をパラパラとふりかけておいて、しばらく放置した後に洗います。
焦げ付いた鍋やフライパンには、水を張り、重曹を大さじ1くらい入れて沸騰させます。火を止めて数時間放置しておくと焦げが浮き上がってきます。多少残った焦げは、金属製のタワシなどでこすれば簡単に落とせるかと思います。
ホーロー製の鍋にも使えますが、雪平鍋などのアルミ製の鍋には黒ずむことがあるで使用しないでください。
ガスレンジ周りやレンジフードの油汚れに、重曹をふりかけて油と馴染ませておくとポロポロと取れてくるので、雑巾などで拭き取ります。この時、あまり水を使わないのがポイントです。ただし、汚れがあまりひどくないうちなら重曹できれいになります。
クレンザー代わりに鍋やシンクを磨くのにも使えます。コーヒー、紅茶のシミ、茶シブ、タバコのヤニなどにも重曹をこすり付けて磨くとよく落ちます。
魚や肉生臭さの残ったまな板も重曹を振りかけてタワシで洗うと、汚れと一緒に臭いもよく落ちます。魚をさばいたりして臭いの残った手も重曹で洗うと臭いが取れます。
魚焼きのグリルにも重曹を敷き詰めて焼くと、臭いがしません。洗うときはそのまま、重曹を使って洗えます。
プラスチック製の食器や容器など、傷つきやすいものの洗浄にもお使いください。
カップ1杯程度の重曹を排水溝の中に入れ、沸騰させたお湯を注ぎます。においや汚れがきれいにとれます。(パイプクリーナー代わりに使うことができます)
耐熱器に入れた重曹水(ぬるま湯1リットルに対して、重曹大さじ4杯)をそのまま2分くらいレンジにかけます。蒸気で汚れが浮いたところをキッチンペーパーなどでふき取ります。
湯あかのついた洗面器や風呂椅子などは、残り湯に重曹を入れて一晩浸けてから洗うと汚れが落ちやすいです。
カーペットに振りかけて、2時間ほど置いてから掃除機で吸い取ると、臭いが取れます。ただし、畳に使用すると、重層の成分が畳表をいためる原因になるので、畳にはお茶がらを使うと良いです。
また、脱臭剤としての効果もあります。
冷蔵庫や食器棚の脱臭には、1カップくらいの重曹をカップや空きビンに入れ、蓋をせずに置きます。2ヶ月程度は脱臭効果が期待できるようです。
その他、靴箱やタンスなどにも使えます。
脱臭剤として使った後も洗浄や排水口の掃除にも使えるので、無駄なく最後まで使えます。
靴の中に、重曹を半紙などに包んで入れておくと、臭いが消えます。
生ゴミなどを入れるゴミ箱やバケツにも重曹を入れておくと、脱臭と多少の水分を吸い取ることができます。ゴミ箱を洗うときは使った重曹で洗うことができるので、とても便利かと思います。
また、重曹湯は、血管を拡張し、血行を促進する働きがあるので、疲労回復、神経痛、肩や腰の痛みや凝り、冷え性、皮膚の活性化などに効果があります。沸かしたお風呂の中に重曹をひとつかみ入れてよく混ぜて入浴します。

※重曹は、弱アルカリ性の性質ですので、肌の弱い方、荒れやすい方は、ゴム手袋を付けて使用してください。






前回の洗剤についての記事については、下記から見れます。

洗剤について その1

洗剤について その2

洗剤について その3

洗剤について その4

ご参照していただけるとうれしいです。







同じカテゴリー(豆知識)の記事
階段
階段(2009-01-22 09:47)

大掃除
大掃除(2008-12-10 16:36)


Posted by もろみ at 09:20│Comments(0)豆知識
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。